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昔書こうとしていたSSのお話 その一『それは舞い散る桜のように』編

SS書く気力がないので、リハビリがてらに没にしたSSや挫折したSSの話でもしようかと。
こーゆーのは自分の恥をさらしているようなもんですが、ま、今更恥じることなど何もないんで。

書き終わった。こ、これは予想以上につらいぜ!自分の厨二設定を垂れ流してるようないたたまれない感覚になる…!

『それは舞い散る桜のように』の没SS設定。
読みたい方は下をクリックしてください。長文注意!

『それは舞い散る桜のように』希望ENDアフターSS

自分なりにそれ散るの設定を解釈したもの。かなり強引だったり。
一応、旧サイトの隠し場所に一話だけのっけてる話です。当時はマジで書こうと思ってたんですよ。一話書いて無理だと挫折しましたが(ぉ
話の流れを簡単に説明すると

希望が舞人の記憶を忘れる(EDエピソード前の分岐

舞人は諦めきれず自分のことを忘れられたままでもいいから即告白。天然の希望は舞人に押されながら承諾する。
(…それなら、太陽の方から近づかせてやる!)

諦めてないことを桜香に報告。
「まだ…諦め切れないの…?」
「ああ。好きなんだ。忘れられてでも一緒にいたいんだ」
「……そう、なんだ」
桜香は含みをもたせるが、詳しくは語らずに去る

恋仲になっていく二人。徐々に希望の記憶の綻びが戻ってくる。
「不思議……なんだか、以前も舞人君と二人でこんな風に過ごしたような気がする」
「それはきっとデブって奴だな!(もしかして記憶が…)」
「もう、それを言うならデジャブだよー」

蜜月は長く続かない。希望が度々軽い立ちくらみを起こすようになり、ついには短い時間ながら昏睡してしまう。
「…あれ……私、どうして……」
「希望、大丈夫か!?突然倒れたから心配したぞ」

嫌な予感がした舞人は事情を知っていそうな桜香の元に向かう。しかし、現れたのは朝陽と桜香の二人。
そして舞人は驚愕の真実を知る。
「僕は教えてあげていた筈だけどね。近付きすぎればロウの翼は溶けてしまうと。それでは、僕から質問だよ。ロウの翼が溶けて消えてしまったイカロスは、一体どうなったんだろうね?」
「……っ!」
「言っただろう?出来レースだって。記憶が消えていくのはある意味自己防衛に近いんだよ。それ以上の禁忌に近づかないためのね。
さて、君はどうする?そのまま付き合い続けていれば君の恋人は死ぬ。それを承知で付き合い続けるのかい?自分が満たされるために、恋人の命を犠牲にして。
ははは、おめでとう!だとしたら君は人間だよ!浅はかで傲慢で自分のことしか考えない、愚かな人間そのものだよ!おめでとう!おめでとう!あははははははは!」
「俺…は……」
「……ふん、くだらない。本当にくだらない。やっぱり、こんな賭けやるんじゃなかった」
 そう吐き捨てて消え去っていく朝陽。残された桜香は泣きながら舞人に謝罪する。
「ごめんなさい……ごめん、なさい……」
「…桜香も、知ってたのか?」
「……何となく……気づいてた。…だけど、どうしても、言えなかった……もう、戻ってきてなんていわないから……だから……」
「いや、いいんだ。桜香は何も悪くない……悪いのは、何も知らない俺だったんだ」

真実を知った舞人は希望と別れようとする。だが、時はもう遅すぎた。
「別れよう、希望」
「え?いきなり何言い出すの、舞人君」
「ウザイんだよ、お前。ちょっと評判がよかったからからかってやっただけなのに。本気になられると迷惑なんだよ」
「ど、どうしてそんなこと言うの?」
「別にお前のことなんか好きでもなんでもなかったんだよ。て言うかもうウザイんだ。だから消えてくれ」
「……舞人君、嘘ついてるよ」
「……嘘なんて……」
「じゃあ、どうして、そんな悲しそうな顔してるの?」
「っ!」
「何か理由があるんだよね?私に教えてよ。それで、一緒になんとかしよう?」
「…無理だ。お願いだから、俺を嫌いになってくれ……」

説得に失敗した舞人。その直後、倒れる希望。
「いや……もう、忘れたく、ないよ……舞人、君……」
「希望!希望!…っ!!」

希望を抱えて朝陽のいる桜の丘に行く舞人。必死で姿を現さない朝陽に呼びかける。
「朝陽!俺の負けでいい!だから、希望を助けてくれ!お前なら知ってるんだろう!俺はどうなったっていいから!お願いだ…希望を、助けてくれ!」

朝陽は表れない。しかし、代わりに桜香が表れる。
「そんなに希望さんを救いたいのですか?」
「ああ。そのためなら、俺はどうなったって構わない」
「……分かりました。なら、私が希望さんを救います」
「え……?」
「人と私たちは結ばれることが許されない……でも、一つだけ裏技があるんです」
「裏技?」
 なぜか嫌な予感がする舞人。そんな舞人に桜香はにっこりと微笑みかける。
「私が、希望さんと同化すること。そうすれば、希望さんは助かります」
「!?でも、そんなことして…」
「大丈夫ですよ。私が消えるだけです。希望さんは何も変りませんから」
「…な!それじゃ、桜香が消えるってことだろ!それは駄目だ!」
「止めないでくさい。……それに、私は喜んでいるんです。だって、そうすれば、私は以前のようにあなたと供にいられるのですから」
「桜香……」

こうして舞人と希望は無事に結ばれた。舞人は希望に全てを話し、希望はそれを受け入れる。
そしてエピローグ。
数年後、舞人と希望の二人は生まれた子供『桜香』を連れて例の桜の丘に訪れる。
そして、希望はどこかで聞いているであろう朝陽に向かって呼びかける。
「朝陽さん、聞こえますか。あなたが人間の何に絶望したのか私には分かりません。だけど、それはやっぱり間違っていると思います。だから、見ていてください!絶対に私たちが正しいって証明して見せますから!」
さっていく舞人達。その後、朝陽の独白。
「まったく、ズルイじゃないか。そんな裏技を使うなんて……まぁ、でも、意外と面白い賭けだったかもね。見せてくれるって言うのなら、見せてもらうよ」
END

骨組みだけはそれなりにできてたんですが、もう最初の方の日常シーンが何も浮かばなくて…
希望が倒れるシーンまで来れたらもしかしたら書けてたかもなー。
なんとなく分かって貰えたかもしれませんが、一番書きたかったシーンは朝陽の『人間だよ!』のくだりですね。
ま、なんで桜の精?と人間が結ばれたら人間だけペナルティ受けるのかとか、その辺まで設定考えてたわけじゃないけど、イカロスを例えに出すのならこーゆー解釈もありかなーって。

しかし、台詞だけ挿入していくのは思ったより精神的にキツイw
まぁ、またやるけど。次回はD.C.の美春SSの話で。

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