Lazy Gamer's Life

がある。

正直、実際のＡＫＢ48には小指の爪の先ほども興味は無いし、たまに総選挙や握手券のニュースを見かけるとそのあこぎなやり方に嫌悪感を抱くほどだが、このＡＫＢ49と言う漫画の面白さは自分も認めざるを得ない。

割かし自分と趣味の似た漫画のレビュー描いているブログで紹介されてたから、都合の悪い感情には蓋をして思い切って読んで見たんだが、いやもう、話が熱くて面白いの何の。
スポ根ものと呼ばれるのも分かるくらいキャラクターが一生懸命で熱血だった。むしろ昨今のスポーツ物がかすれる位スポ根してる。主人公の行動基準が根性と努力だからなー。

ではでは。

＞追記
因みに、この漫画は実際のＡＫＢ48の本名を使っているようで、芸能界…と言うかテレビ全般にとんと疎い自分も知ってる名前が出たほどである。前田敦子である。
ヤフーニュースで引退が記事になっていたから辛うじて名前は知っていたのだが、この漫画における前田敦子のラスボス間は半端無い。何よりも主人公が最初に目標に掲げる壁である。ぱない。
そして何より半端無いのは、恐らく現存するＡＫＢメンバーはこの後成長した主人公に抜かれていくという悲しみの展開が予想されるのだが（リアルに興味が無い自分でもその展開に思うところがあると思わせるほどこの漫画がすばらしいのだが）、前田敦子は引退したことでこの漫画では絶対に倒せない相手として昇華している。本当ぱねぇ。

因みに、この漫画で本気で感心する設定は主人公が『女装した男』と言う点である。
それだけならよくある設定だが、基本、こーゆー題材では主人公が如何に男バレしないかに終始する。だが、この作品では（無論そーゆー点もあるにはあるのだが）、主人公が周りのアイドルの熱にやられて自分も熱血するところにある。
男バレしなかった、良かったー。で終わるのなら凡百の普通の漫画だが、この漫画の主人公は男でありながら、周りの『本気』を肌で感じ取り、ファンのためのアイドルになろうとしている。
そして、それが『男』さながらの熱血で書かれているから回りの『女』のアイドル達との差が浮き彫りになり、さらに面白く感じる。ベタ褒めして悪いが、本当、こんな設定でよくもまぁこんな漫画が書けたものだ。
不満点といえば最近岡部愛の出番（こいつはオリキャラ）が少ないことくらいかｗ…いいキャラだったんだよ。分かりやすい悪役でライバルででもヤムチャorベジータ化しなくて初音ミクのコスプレまでしたのに（ぉ